主にテレビで使われる技術が映像信号だ。テレビはカメラで撮像した動画像を映像信号として記録・加工して、無線あるいは有線により遠方まで送る技術のことだ。つまり動画像を信号にして、無線や有線に乗せる必要がある。この技術により、私たちはテレビを楽しめるのだということは、意外に知られていない。
役者や脚本家などにとって、映像の世界と舞台の世界はまったくの別物と考えられている。両者では観客の数や与えられる情報量、見せ方などがまったく違うため、表現に大きな違いがあるためだろう。中には舞台では非常に有名だが、映像の世界ではまったく表に出てこないという役者などもいて、おもしろい。
映画監督という職業は、映像を芸術に仕上げられるスペシャリストであるといえる。1つ1つのシーンを作りこみ、壮大なストーリーを結実させる仕事は、まさに映像のスペシャリストだ。それだけに監督というのは誰でもなれるものではなく、助監督などの長い下積みを経ないといい映画は撮れるものではない。
テレビなどは、まず、カメラのレンズを用いて光の強弱を電気信号に変換している。この情報をテレビに送り、テレビでは情報を再び映像に変換している。最近のハイビジョンやフルハイビジョンなどのテレビは桁外れに多い情報量を処理しているので、あれだけ美しい映像を楽しむことができるのだ。